【池袋】筋肉痛がこないと不安‥筋肉痛が良いとは限らない理由を解説します👩‍🏫|mu fit

query_builder 2025/10/09
女性ダイエットボディメイク
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みなさん、こんにちは!!

パーソナルトレーナーの松岡と申します。


筋トレを始めたばかりの方に多いのが、トレーニングの効果を「筋肉痛の有無」で判断してしまうことです。

翌日に強い筋肉痛が来ると「効いた!」と感じ、逆に痛みがないと「ちゃんとできていなかったのでは?」と不安になる方も少なくありません。

しかし、実際には筋肉痛=良いトレーニング、効果的 とは限らないのです。

ここでは、現状の研究でわかっていることをもとに「筋肉痛と筋トレ効果の関係」について整理してみましょう。



■筋肉痛の正体は?


筋肉痛には大きく分けて2種類あります。


・即発性筋肉痛
トレーニング直後に起こる一時的な痛み。

乳酸など代謝物がたまることで生じますが、数時間〜1日程度で消えます。


・遅発性筋肉痛(DOMS)
一般的に「筋肉痛」と呼ばれるものはこちらです。

運動後12〜48時間後に現れ、筋繊維の微細な損傷や炎症が原因と考えられています。

つまり筋肉痛は「筋繊維がダメージを受けたサイン」であって、「筋肉が成長している証拠」そのものではないのです。



■筋肉痛がなくても筋肉は成長する


実際の研究でも、筋肥大(筋肉の成長)と筋肉痛の強さには明確な相関関係はないことが示されています。

筋肉痛が強いときでも、筋肉が効率的に大きくなっているとは限らない。

逆に筋肉痛をほとんど感じなくても、しっかり負荷をかければ筋肉は成長します。

特にトレーニング経験を積んでいくと、筋肉や神経系が適応し、同じメニューをしても筋肉痛を感じにくくなります。

これは「効かなくなった」わけではなく、体が成長している証拠でもあります。



■筋肉痛に頼らない“効果的なトレーニング”の指標


それでは、筋肉痛に代わってどんな基準で効果を判断すれば良いのでしょうか?


・重量や回数の向上
同じフォームで扱える重量や回数が増えているか。これが最もわかりやすい進歩のサインです。


・フォームの安定
動きがスムーズになり、狙った筋肉に負荷が乗せられるようになっているかがかなり重要です。


・見た目や体調の変化
鏡に映る体型や日常のパフォーマンスに変化が出ていれば、それは十分に効果が表れている証拠です。



■筋肉痛を求めすぎるリスク


「筋肉痛=正解」と思い込んで追い求めると、かえって逆効果になる場合もあります。


・回復が追いつかない
強い筋肉痛のまま無理にトレーニングを重ねると、オーバートレーニングやケガのリスクが高まります。


・生活の質が下がる
階段の上り下りもつらい、日常動作に支障が出るほどの筋肉痛は、長期的なトレーニング継続にマイナスです。


筋肉を成長させるには「刺激」と同じくらい「回復」が重要。筋肉痛はあくまで一時的な現象であり、トレーニングの目的ではないことを忘れないようにしましょう。



■まとめ


筋肉痛は「筋繊維のダメージのサイン」であって、「筋肥大の証拠」ではありません。
筋肉は筋肉痛がなくても成長します。


むしろ、慣れてくると筋肉痛は出にくくなってきます。
効果的なトレーニングの指標は「重量・回数の向上」「フォームの安定」「体型や体調の変化」。


筋肉痛を求めすぎるとケガや疲労のリスクが高まります。

初心者の方ほど「筋肉痛が来ないと不安」と思いがちですが、痛みの有無に一喜一憂する必要はありません。

大切なのは、コツコツと継続して自分の成長を客観的に確認すること。

筋肉痛はあくまで副産物のひとつと捉え、焦らず自分のペースでトレーニングを続けていきましょう。


それでは次回もお楽しみに!!


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mu fit

住所:東京都豊島区南池袋

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